J1横浜FMは20日、川崎からFW遠野大弥を完全移籍で獲得したことを発表した。クラブを通じて「歴史と伝統のある横浜F・マリノスに加入することができて、とても誇りに思います。このクラブはタイトルを奪還することが目標だと思いますので、強い気持ちと覚悟を持って闘います。よろしくお願いします!」とコメントした。
福岡への1年間の期限付き移籍を経て、川崎では2021年から4シーズンプレー。22年以降は3季連続で30試合以上に出場した。今季はJ1で自己最多となる35試合に出場した。
毎年のようにJ1各クラブからオファーを受けてきた選手で、これまでは一貫して川崎でのプレーを選んできたが、来季からは横浜FMでの挑戦を選んだ。166センチと小柄ながらパンチ力のあるシュートを持ち味とし、アジリティーも鋭い。トップ下など中央でのプレーを本職としながら、オプションとしてサイドでのプレーも視野に入れる起用法となりそうだ。