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東軍MVP西屋香佑「泥臭く戦って最後は勝つ 西軍代表・宮下椋至はカウンター狙い 全日本新人王決定戦バンタム級

スポーツ報知 2024年12月20日 15時57分

◆プロボクシング▽全日本新人王決定戦バンタム級(53・5キロ以下)5回戦 西屋香佑―宮下椋至(21日、後楽園ホール)

 東西代表が激突する全日本新人王決定戦の前日計量が20日、都内で行われ、バンタム級では東軍MVP西屋香佑(23)=横浜光=は53・3キロ、西軍の宮下椋至(23)=JM加古川=は53・2キロでともに1回でパスした。

 大一番を翌日に控え「今は緊張している。試合は派手に決めたいですが、1回から5回にかけて疲れる試合をして、最後に決めたい」という。西屋の持ち味は初回から体の強さを武器に打ち合いに持ち込み、相手のスタミナを削っていくスタイル。そして「泥臭さを出して戦う。サウスポーは大得意ですし、最後は倒して勝つ」と、決勝戦へ自信を見せる。

 一方の宮下は計量をクリアし「プロになってからは初めての東京のリング。新幹線の移動などもあって心配だった」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。東のMVPとの対戦。「相手は体も強くパワーがある。自分のボクシングができれば」と話し、距離を取り、相手の打ち終わりにカウンターを合わせるスタイルで頂点を目指す。

 戦績は西屋が5勝(4KO)2敗、宮下は5勝(3KO)1敗。

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