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【有馬記念】ハヤヤッコにファンから多くのお守り届く 初めての有馬へ陣営「期待の大きさを感じています」

スポーツ報知 2024年12月21日 11時7分

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月20日、美浦トレセン

 アルゼンチン共和国杯の勝ち馬で白毛のハヤヤッコ(牡8歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)は、4ハロン66秒4―16秒5で坂路を駆け上がり、年齢を感じさせない元気な姿を見せた。

 田村助手は「年齢を重ねても体調は安定しているし、大阪杯より雰囲気はいい。無事にゲートに入ることがどれだけ大変なことかを感じますし、それをずっとやってくれている」と洗い場に繫がれた愛馬をやさしく見つめる。

 2歳でデビューすると3歳からはダートに矛先を向けてレパードSで重賞初制覇を飾った。田村助手は「本人はどう思っているか分からないけど、有馬記念に出走できるのは6年間、頑張ってきたご褒美だと思っています。8歳になって有馬記念に出られるなんて、誰が想像したことか(笑)」と年齢を重ねてたどり着いた初めてのグランプリ参戦に驚きを隠せない。

 ファンの思いにも背中を押されている。「お守りもたくさん届いたので、期待の大きさを感じています。無事に走ってもらって、来年以降も頑張ってもらいたいですね」。苦楽をともにしてきたパートナーとともに、大勢のファンが見つめる冬の大一番に立つ。

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