東京Vは21日、主将MF森田晃樹、MF稲見哲行と契約更新したと発表した。
下部組織からヴェルディ一筋でプレーする森田は、今季が初のJ1挑戦となったが、33試合に出場して1得点をマーク。卓越した技術を生かしたパスやドリブルだけではなく、ボランチの位置でのハードワークを見せ続け、チームの大黒柱として16年ぶりのJ1で6位と大躍進したチームを支えた。
稲見は初のJ1で23試合に出場。23年は主力で出場していたものの、今季は後半戦以降、先発での機会が限られたが、潜在能力の高さは光るものがあり、来季への期待もかかる。
この日までに最終戦の京都戦(0△0)に先発した11人中、GKマテウス、DF谷口、翁長、宮原、綱島、MF森田、斎藤の7人の残留が決定し、主力を担ったDF千田や、MF松橋、食野、FW山田剛ら若手の契約更新も発表。MF見木は福岡へ移籍したものの、期限付き移籍だった山見はG大阪からの完全移籍が決定的で、同じく期限付きで加入しているFW木村、FW染野、DF林も完全移籍での獲得を目指しており、加入が決まれば、今季のチームをベースに来季も戦いに臨むことができる。