◇りそなB2リーグ 第14節 A千葉100ー86ベルテックス静岡(21日・静岡市中央体育館)
ベルテックス静岡はホームで、A千葉との第1戦に86―100で敗れ、連勝は5で止まった。今季1敗しかしていない東地区首位相手に途中まで食らいついたが、第3クオーター(Q)以降、徐々に引き離され、今季2度目の3ケタ失点で敗れた。雪辱を目指す第2戦は22日午後3時から行われる。
連勝中の勢いも、東地区の首位を走る強豪に跳ね返された。ベルテックス静岡は11月17日の福岡戦(83●102)以来、今季2度目の3ケタ失点を喫して、連勝が止まった。A千葉には昨季からプレーオフを含めて9戦全敗となった。
最後の最後で止めきれなかった。森高大ヘッドコーチ(35)は「残り数秒の1―1のところで止めきれなかった。うちとしてはスローダウンさせて(失点を)75点ぐらいに抑えたかった」と、唇をかんだ。
敗戦にも手応えはあった。「前回は圧倒的にやられたけど、長い時間ついていけた」と、敵地で行われた第2節(10月12、13日)での連敗と比較し内容を評価。チーム最多15得点を挙げたフィン・ディレイニー(29)も「相手のプレッシャーに対して対応できていたところもあった」と、前を向いた。
22日は年内最後のホームゲームで再び、A千葉に挑む。指揮官は「明日は勝てるように頑張りたい」と、リベンジに燃える。年内の試合は28、29日の敵地・愛媛戦を含めてあと3戦。一つでも多く白星を積み上げて、2025年に向かう。(塩沢 武士)