◇全国高校駅伝 女子(22日、たけびしスタジアム京都発着=5区間21・0975キロ)
18年連続18度目出場の長野東が、1時間7分27秒で22年以来2年ぶり2度目の優勝を飾った。
1区の真柴愛里(2年)が19分30秒の快走で区間賞をつかむと、2区の川上南海(なみ、1年)も区間2位(12分52秒)の走りで他校を寄せつけず。3区の窪田舞(3年)が区間11位(9分53秒)、4区の今井玲那(れな、1年)が区間2位(9分11秒)でたすきをつなぎ、最後は田畑陽菜(はるな、2年)が区間4位の16分1秒の走りでゴールテープを切った。
1区から一度もトップを譲らずにつかみ取った2年ぶりのV。先頭で流れを作った真柴は「まさか自分が区間賞を取れるとは思っていなかったので、すごくびっくりした」と驚きを隠せず。そのうえで「仲間とお互いに刺激し合いながら、学年関係なく切磋琢磨(せっさたくま)して、それが自分の成長にもつながり、こういう形(優勝)で終われた」と充実の笑みをうかべた。
また、サッカー日本代表のMF久保建英(たけふさ、スペイン・Rソシエダード)のいとこで、女子800メートル日本記録(1分59秒93)保持者の久保凛(東大阪大敬愛2年)は、21位でたすきを受けた2区で驚異の16人抜きをマーク。06年・小林祐梨子(須磨学園)の同区日本人最速記録(12分35秒)まで12秒差に迫る12分47秒の激走で、堂々の区間賞を獲得した。
3区以降の区間賞は以下の通り。
3区 ルーシー・ドゥータ(青森山田3年)9分14秒※区間新
4区 手塚蕾(仙台育英2年)9分10秒
5区 大西桃花(立命館宇治3年)15秒46秒