漫才日本一を決める「M―1グランプリ2024」の敗者復活戦が22日、テレビ朝日系で生放送された。
今年は過去最多となる1万330組がエントリー。午後3時から東京・新宿三角広場に1600人の観客を集めて行われた敗者復活戦では、準決勝で惜しくも敗れた21組の漫才師がA・B・Cの3つのブロックに分かれ、4分間の漫才を披露。
1組ずつのネタ終わりで「暫定勝者」か「挑戦者」のどちらが面白かったかを観客が審査。各ブロックの勝者3組を「マヂカルラブリー」野田クリスタル、「トレンディエンジェル」斎藤司、「とろサーモン」久保田かずのぶ、「ウエストランド」井口浩之、「錦鯉」渡辺隆の5人の芸人審査員が審査し、無記名投票で投票の多かった1組が決勝の舞台に立つという二段構えの審査方式となった。
決勝を4度経験し、陰の優勝候補だったオズワルド(吉本興業)が地球最後の1日に母親にカレーを食べさせたがる男のネタで昨年、敗者復活戦から勝ち上がり決勝9位のシシガシラ(吉本興業)を撃破したが、続いて登場の結成10年目のスタミナパン(SMA)のキャバクラ嬢と客のやりとりの爆笑ネタに敗れ、敗退となった。
伊藤俊介と畠中悠は観客投票44%対56%での惜敗にがっかり。伊藤が「好きなネタができたんで、来年、またがんばります」と話していた。
◆Cブロック
シシガシラ
ひつじねいり
例えば炎
オズワルド
インディアンス
豆鉄砲
スタミナパン