スポーツ報知では第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)の全21チームを連載で紹介する。第14回は2年連続24回目出場の中央学院大。
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目標の5位へ往路での戦いが鍵となる。2区のエース・吉田は今年の箱根駅伝予選会で日本人トップを記録。課題だった上り坂を克服して最後の箱根に挑む。
予選会で吉田に次ぐチーム2位を記録した近田は、3区か4区を予定。吉田が今年一番成長した選手として名前を挙げ、川崎監督も「今回は近田がキー」と評価する。爆発力のある堀田は1区、11月の上尾シティハーフマラソンで8位入賞の市川は4区が濃厚で、前半で上位を維持し、復路につなげる算段だ。前回大会は総合19位も「一番良い順位を取れるのは今回」と近田。例年以上の量と意識で取り組んだ練習の成果を証明する。