俳優の神木隆之介が主演のTBS系の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜・午後9時)最終回が22日に放送された。
脚本は、社会現象を巻き起こした同局の連ドラ「逃げるは恥だが役に立つ」(16年)などを手掛けた野木亜紀子氏が担当。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京が舞台。過去から現代に通じる希望を見つけ出し、70年にわたる家族や友情の壮大な物語が描かれたヒューマンラブエンターテインメント。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
玲央(神木隆之介)といづみ(=朝子、宮本信子)は再び長崎を訪れることに。宿泊先のいづみの部屋で、玲央は「見せたいものがあるんだ」と言って、当時の端島の映像をテレビに映した。鉄平(神木)の姿も映り、いづみは「鉄平…!」と感激する。玲央は「これ、鉄平?」と驚きながら「俺…似てる?え、ちょっと待って、え、俺、似てる?」と動揺。いづみは「似てないね」と言い、玲央も「似てないね」と笑った。いづみは「子どもたちとけんかして家出して、そしたら鉄平に似ているあなたが…そう見えたの」と語った。
結局、玲央と鉄平は無関係だったことが判明し、ネットは「結局鉄平と玲央って似てないってことになって血の繋がりはなかったのね」「てっきり玲央が子孫かと思ってたけど…」「玲央とは本当に全然関係なかったのね。想像の中の鉄平だったってこと、、!?」「衝撃!!!!鉄平と玲央似てなかったw」「しかし、玲央と鉄平がただの"ちょっと似た人"だったのは一番の驚きだったわ(笑)。視聴者としてはさ、同じ役者さんだし、似てるっていうか同一人物だし、物語の中でも血の繋がりはあるんだろうなって思っちゃうじゃん(笑)」と驚いた。
また「結局玲央は鉄平と血縁関係はなかったし(明らかにならなかっただけ?)他人の空似っていう結末だったけど、血の繋がりのない玲央が鉄平のように鉄平の生きてきたことを受け継いでくれるっていう最高すぎる結末。野木マジック最高すぎた」「2話から玲央につながる遺伝の先がどこなのかをずっと辿ってて、最終話にしてこの流れからどうやって玲央に辿り着くのかと思ったらその根本から覆されてそれでタイトルまで回収して……!!!すごすぎる」「『玲央と鉄平の関係は』とか、最近のドラマを観てるとつい考察に走ってしまいがちだけど、そんなことはどうでもよくなるような、骨太の愛の物語でした」「鉄平にそっくりな玲央は、鉄平の孫じゃないかと匂わせといて、実は全然似ていなかったとか、、考察班を見事にかわした素晴らしい裏切り最高!」といった感想も寄せられた。