町田がFC東京DF中村帆高(27)を獲得することが23日、決定的となった。中村は右サイドバック(SB)として今季19試合出場。近年は負傷や日本代表DF長友佑都(38)らとのポジション争いもあって定位置を確保できていないが、対人能力や攻撃参加に定評がある。町田は今オフ、右サイドのスペシャリスト、DF鈴木準弥(28)が横浜FCに移籍。層が薄くなった右サイドの補強に動き、J1通算84試合出場の経験を持つ中村の獲得にこぎつけた模様だ。
町田は今オフ福岡MF前寛之(29)の獲得が決まり、札幌DF岡村大八(27)、神戸DF菊池流帆(28)、横浜Mの元日本代表FW西村拓真(28)の獲得も決定的に。各ポジションにJ1で実績のある20代後半の選手を補強している。また今季は清水から期限付き移籍でプレーした韓国代表FWオセフン(25)の完全移籍交渉も進めており、ACLEも戦う可能性が高い来年に向け、着々と戦力を整えている。