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巨人女子チーム4期生に、昨秋全国Vの内田梨絵瑠&海野輝夏のバッテリーが入団へ

スポーツ報知 2024年12月24日 5時0分

 巨人の女子チームに、岩手・花巻東女子硬式野球部の佐々木秋羽(しゅう)内野手(18)が入団することが23日、分かった。高校通算140本塁打を誇り、米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)の妹で、同校野球部監督の洋氏(49)を父に持つ。今年9月に高校野球女子選抜としてイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が選抜したチームと対戦した世代屈指の内野手だ。大型新人の加入で、全国大会2冠とリーグ戦優勝を狙う。

 佐々木のほかにも、巨人女子チーム4期生として高卒3人、クラブチームからの移籍組1人が加入し、来季は選手25人で戦う。

 秋の高校全国大会・ユース選手権を連覇しているクラーク記念国際(宮城)からは、内田梨絵瑠(りえる)投手兼外野手と海野輝夏(てるか)捕手が入団。今年4月に行われた第2回ジャイアンツ杯福島大会の決勝で巨人女子チームを破った時の優勝バッテリーだ。岐阜第一から加わる桑沢明里(めいり)投手は、昨年夏の選手権大会準優勝の原動力になった。佐々木を含めた4人は、9月に女子高校選抜のメンバーとして東京Dでイチロー氏の草野球チーム「KOBE CHIBEN」と対戦している。

 クラブチームのエイジェック(栃木)から移籍する阿部希内野手(25)は、福知山成美時代の17年にU18日本代表としてアジア杯優勝を経験。18年にはフル代表にも選出され女子W杯6連覇に貢献した。勝負強い打撃とガッツが売りで、若い選手への好影響が期待されている。

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