“吉本興業の美容番長”ことタレントのシルクが24日、大阪市内で、2025年のカレンダー(3種セット、税別1500円)の発売会見を行った。
かつてラジオで共演していた漫才コンビ「大木こだま・ひびき」のこだまが、ラジオのスタジオの壁に張られていた演歌歌手のポスターを見て、シルクに「年中、張って見てもらえるものを作ったら?」と助言。これを受け、2006年から毎年、約2000部を自主制作してきた。
自費でカレンダー作りを20年続けてきたシルクは「ベンツ1台買えるぐらいかな?」というお金と情熱を注ぎ込んできたが、芸能生活40周年を迎えることを機に来年分をもって最後にするという。
PR会見には、こだまも同席し「20年たっても、年々キレイになっていく。『美容番長』から、『美容将軍』や。真田広之さんに続け」と米エミー賞を総なめにした大ヒットドラマにあやかって、ニックネームの改名も提案した。
20年前からB86・W63・H90センチ、体重48キロのプロポーションは変わらずキープ。「お尻(の肉)が落ちたり、おへそが縦から横になったり…縮んでしまうのは仕方がない」と苦笑したが、栄養アドバイザーなどの多くの資格も取り、苦しみながらも「どれだけ進歩できるか」をモチベーションにしてきたという。
この日はクリスマスイブだが「毎年、遙(はるか)洋子と食事。20年のカレンダーは『ようやったな』と言われました」といい「結婚はこういう生活なので、(相手が)付いて来れないと思う。一人は楽」。来年の目標は「(美容伝授)べっぴん塾をもっと積極的にやりたい」と語った。
カレンダーは28日から、大阪・なんばグランド花月(NGK)内の「よしもとエンタメショップ難波店」で発売される。また、20年分のカレンダーの展示などを行う「シルクのべっぴん博」を来年2月14~16日にNGK近くの個展スペース「Laugh & Peace Art Gallery」で開催する(午後1~6時予定)。入場料500円でポストカード付きだが「家にあるカレンダーの在庫をおまけします。早い者勝ち」とシルク。連日、トークショーを開き「大物ゲストも来てくれる予定です」とアピールした。