Infoseek 楽天

中山大障害で落馬の石神深一騎手が今週末もレースに騎乗へ「人馬無事なら、また次もある」

スポーツ報知 2024年12月24日 13時27分

 先週の中山大障害でマイネルグロン(牡6歳、美浦・青木孝文厩舎、父ゴールドシップ)に騎乗して落馬負傷した石神深一騎手=美浦・フリー=が12月24日、美浦トレセンで普段と変わらず調教に騎乗して元気な姿を見せた。落馬で股関節を捻挫したというが、この日は6頭にまたがり、障害を飛ばすなど精力的だった。「お陰さまで大けがではなく済んで今年の最終日も頑張りたい」と今週末も騎乗する予定だ。

 連覇がならなかった中山大障害では3周目5号障害飛越時に、後肢を障害にぶつけるミスがあり、自身の体が前に押し出される形となって振り落とされてしまった。レースを振り返って鞍上は「スローペースで馬をうまくなだめられなかったのが、一番の敗因ですね。僕がうまく呼吸を合わせられませんでした」と、申し訳ない気持ちで悔しい表情を浮かべた。

 幸いレース後に馬に異常はなく、「馬が無事と聞いてホッとしましたし、しっかりと反省して気持ちを切り替えていきたい。人馬無事なら、また次もあるので」ときっぱり。持ち前の闘志をのぞかせて、文字通り前を向いた。

この記事の関連ニュース