歌手の森山良子が24日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演。長男の歌手・森山直太朗の父である元夫が昨年亡くなったことについて語った。
黒柳徹子が肺がんで元夫が昨年12月に亡くなったことに触れると、森山は「直太朗が一生懸命、嫁の真美子ちゃんと一緒に」と、直太朗と2018年に結婚した作曲家・ピアニストとして活動している平井真美子夫妻が入院中の病院を毎日訪れていたことを明かした。「直太朗がコンサートで東京にいない時は、真美子ちゃんがずっと付き添って、パパ(元夫)がしゃべることを全部録音して、その報告を(森山も)毎日聞いていた。愛を込めて接してくれた」「直太朗にとっても、パパにとってもいい最期だったなって」と語った。
離婚したことで、「寂しかったんだろうなって。パパと一緒の時間がそんなにたくさんなかったことが」と森山。「まんべんなくみんなに心の愛情じゃなく、スキンシップとかきちんと心を伝えられなかった」と続けた。
直太朗や、長女でお笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明と結婚した奈歩さんが小さい頃、「いつも他のママは家にいるのに、どうしてうちのママは家にいないの?」と言っていたことを振り返り、「『歌がそんなに好きなら、家で歌えばいいじゃない』なんて言ってたので、さびしいんだなって。うまいこと言うなって。出がけに追っかけてくる姿は今でも忘れませんね」としんみりと話した。