歌手・松阪ゆうきが24日、東武ホテルレバント東京で、毎年恒例のクリスマスディナーショーを開催した。
赤いスーツ姿で登場し、今年5月にリリースした新曲「黄昏のシルエット」、弾き語りで西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」を披露した。民謡からポップスまで幅広いジャンルを歌いこなし、満員の350人のファンの前で全21曲を熱唱。ゲストで来場していたタレント・デヴィ夫人が途中で登壇し、「英語の歌もいけるわね。弟子の子デヴィと、紅白歌合戦出てね」と激励した。
ファンから大きな声援を浴びた松阪は「今年は試練の年でした。6月に偽膜性声帯炎になり、思ったように声が出ませんでした。歌えることが当たり前のことだと思っていたので、歌えることへの感謝の気持ちでいっぱいです。本日ご来場の皆様に心に響く歌を精いっぱいお届けしたいと思います」としみじみ語った。
来年の抱負に関しては「来年は1月2日から、由紀さおり&安田祥子さんとのショーをさせていただきます。一年を通して大先輩たちと、日本語の歌のすばらしさを伝えていきたいと思います。いよいよ10周年イヤーに突入しますので、必ず飛躍の年にしていきます。応援よろしくお願いします。目標はNHK紅白歌合戦出場です」と宣言した。