俳優の織田裕二が来年1月3日午後9時15分から放送されるTBS系「マツコの知らない世界 新春SP」に出演することが24日、分かった。TBSから発表された。2時間の新春スペシャルでは、来年、東京で行われる「世界陸上」のスペシャルアンバサダーに就任した織田をゲストに迎え、「スーパーアスリートの世界」を放送する。
1997年のアテネ大会から13大会連続で「世界陸上」のメインキャスターを務めた織田が「究極の競技」と紹介するのが「陸上100m」。1912年に10秒6という世界記録が生まれてから、約100年をかけて1秒以上タイムが縮まった。織田が目の前でその瞬間を見届けたという、ウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)の世界記録は現在も破られていない。スタジオではボルト氏の等身大パネルと実際の歩幅を再現。その身体能力の高さにマツコも驚がくする場面も。
マツコが「大好き! 可愛(かわい)いよね~」と言うやり投げの北口榛花をはじめ、東京大会でメダルを狙える日本人選手が多数いると織田。また「なんでまだメダルをとっていないか分からない」ほどだという、110メートルハードル走の村竹ラシッドなど、注目の選手たちも一挙紹介される。
織田裕二コメント「マツコさんと初めてお話をして、年代的にも近いしすごく楽しかったです。コアな陸上ファンだけでなく、そんなに陸上に詳しくない人たちにどれだけ見てもらえるか、興味を持ってもらえるかってすごく大事なことだと思っていて。陸上には底なし沼のようにどっぷりと浸かっていくだけの魅力があるので、放送を見て興味を持ってくれたら嬉(うれ)しいです。今の時代、品行方正を求められることも多い気がしますが、ちょっとグレーゾーンって楽しいんですよ。そこにスポットを当てている貴重な番組だと思います。僕は楽しめました。視聴者の皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです」