ロッテの吉井理人監督が24日、来年3月28日のソフトバンクとの開幕戦の先発投手については現状白紙であることを強調した。指揮官は「ここで誰とはいえない。今年を頑張った子が優先順位は上だと思いますが、西野もFAをしないで残ってくれたし、石川柊太もFAでこっちに来てくれた。種市も開幕投手やりたくて頑張って練習していますし、小島もそう。石川歩も復帰目指して、必死のパッチで気合入れて頑張ってくれている。その辺を見ながら、みんなのモチベーションをどうやったら高く保てるか、考えながら決めていきたいと思っている」と言うにとどめた。
昨年は12月下旬に中山競馬場で行われたトークショー中に電撃発表し、24年の開幕投手に小島和哉投手を指名していた。25年は小島、種市、石川柊らがローテーションの柱になる見込みで、指揮官は「3人が150イニング以上をそれぞれ投げられたら、これは他のチームより強いと思う。彼らはもっと上を目指せるかもしれないですけど、それぐらい投げてほしいなと思います」と期待を込めた。