演歌・歌謡界で活躍する田中あいみ、舞乃空(まのあ)、梅谷心愛(こころ)のZ世代歌手3人によるユニット「3人娘Z」のクリスマスコンサートが25日、東京・日本橋三井ホールで行われ、開演前に取材に応じた。
平成生まれ、令和デビューの3人。昼夜2公演で行われるコンサートは、3人それぞれの持ち歌のほか、昭和の名曲のカバーやクリスマスソングなど幅広い楽曲をセレクトしたほか、オリジナル曲「イマサラ」(3月配信予定)も初披露。サンタクロース風のコスチュームでかわいらしい魅力も振りまいた。
“長女”の田中は「(観客)皆さんにとってもステキな一日になればと思って、本当にいろんなことを練りまくって仕上げております」と手応え。「3人とも個々でやってきたので、ダンスやハーモニーを合わせるのは初めてのことだった。練習やライブをしていくうちに、アイコンタクトでだんだん分かり合えてきた」と深い絆を明かすと“次女”の舞乃空も「昨日も夜に練習したあとに焼肉行ったぐらいプライベートもずっと仲良い3人。この3人でコンサートができてすごくうれしい」と声を弾ませた。
17歳の“三女”梅谷は、今年の日本レコード大賞で新人賞を受賞。30日の本番では東京・初台の新国立劇場から生パフォーマンスを披露する予定。「本当に私の力だけでは絶対に立てなかった舞台。緊張するとは思うんですけど、夢の舞台をかみしめながら、私なりのベストパフォーマンスで楽しみたい」と意欲をみせた。2年前の最優秀新人賞を受賞している田中は「当もめっちゃ緊張していた。考えすぎないように、いつも通りが一番いいよ」斗アドバイス。舞乃空も「やればできる子。テレビの前で見守っています」とエールを送った。