巨人の佐々木俊輔外野手が25日、東京をホームタウンとする14のスポーツチーム・団体が取り組む「TOKYO UNITE」主催の「TOKYO UNITE キッズスポーツフェス in 両国国技館」に参加。他競技のレジェンドから“金言”を授かった。
同じく講師役で参加したラグビー日本代表歴代最多の98キャップを持つ大野均氏は、長く現役を続ける秘けつを「もちろんその競技に打ち込むと言うことは大事ですけど、一日の中にオンとオフを作る。ずっとスイッチオンだと途中で疲れて電池が切れてしまう部分があると思う。もちろんグラウンドに出たら100%でやりますし、そのかわり終わったらしっかりとくつろぐ。ほかのことを考えるとか、そういう時間を作るようにしていました」と説明。その言葉を佐々木はうなずきながら聞いていた。
ルーキーイヤーの今季は開幕スタメンをつかんだが、59試合で打率2割3分1厘にとどまった。「確かにいま思えば143試合あるので、『結果を残したいな』と常に気が張っていた1年だったのかな、と。あの言葉を聞いて思いました」と回想。来季、さらなる飛躍へ向けてのヒントを授かり、「メンタル面に関しても、あれだけのお客さんの前でやるのも初めての中で、ずっと気を張っていたら確かにもたない。メンタルケアの時間もちゃんと取らないといけないのかなということも含めて、あの言葉はグサッときました」と感銘を受けた様子だった。