ソフトバンクから巨人にFA移籍する甲斐拓也捕手(32)が26日、都内のホテルで入団会見を行った。背番号は阿部監督の現役時代の「10」を継承する。
阿部監督、吉村編成本部長と並んで着席。巨人移籍を決めた決め手を聞かれると「阿部監督ですね。もうそれが間違いなく自分の中でも決める一つの決断の一つかなと思っています」とはっきり口にした。
「小学生の頃から見てる方ですし、小学校高学年くらいですかね、その時期に阿部監督が試合に出てて、そういった姿を見て、キャッチャー道具をつけてやっている姿がかっこいいなと小学生の時に思ったのが最初なので。僕は大分出身ですけど、小さい時はジャイアンツ戦がずっとテレビで映っていたので、家で見ていたので。そいういう姿を見て、そういった方から直接お話をいただけるのはうれしいことだなと。プロ野球の世界に入って対戦もさせてもらいましたけど、ものすごくホームランを打たれた印象と、またキャッチャーとしての存在感を感じたのを覚えています」と笑顔で話した。
巨人は4年ぶりのFA補強。経験豊富な捕手獲得でバッテリーを強化した。