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「公衆トイレをきれいに使うことを改めて誓います」役所広司、1年余り続いた主演作ロングラン最終日に登壇

スポーツ報知 2024年12月26日 19時23分

 俳優・役所広司が26日、東京・TOHOシネマズシャンテで上映最終日となった主演映画「PERFECT DAYS」(ヴィム・ヴェンダース監督)の舞台あいさつを行った。

 海外では約90か国で上映され、日本では昨年12月22日から1年余り続いた記録的ロングランの最終日。作品は役所演じる東京・渋谷の公衆トイレで働く清掃員・平山の日常をドキュメンタリータッチで描いた物語。

 登壇した役所は「世界中の人が(主人公の)平山に会いに来てくれるといいですね、と言われて始まった映画。今、渋谷ではこのトイレの見学ツアーまでできて見に来てくれている。もう完ぺき、パーフェクト」とうれしそう。

 そして「ひとつのトイレを切り口にして始まる物語ですが、次に使う人のために、ちょっときれいにしようという気持ち。これは日本人の美しい心のアピールにもなるんじゃないか。僕もこれから公衆トイレをちょっときれいに使うことを、改めて誓います」と語り、笑いを誘った。

 同作は昨年5月にカンヌ国際映画祭の男優賞に輝いたのを始め、国内の映画賞も多く受賞。また米アカデミー賞・国際長編映画賞にもノミネートされるなど高い評価でも注目された。興収は13億円を突破している。

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