J1柏が来季の新戦力として、浦和のMF小泉佳穂を完全移籍で獲得することが27日までに分かった。関係者によると、近日中に発表される見込みという。
28歳の小泉はトップ下や中盤を主戦場とする両利きのゲームメーカー。FC東京U―15むさし、前橋育英高、青山学院大を経て、19年に琉球(当時J2)でプロ入りした。21年にリカルド・ロドリゲス監督が就任した浦和に完全移籍。同年はリーグ34戦に出場し、主軸を担った。
21年の天皇杯優勝、23年のアジア・チャンピオンズリーグ制覇に貢献。だが、今季はリーグ戦20試合出場(先発8試合)と出番は限られ、出場時間は浦和に在籍した4年間で最も少なかった。
柏は今季17位からの巻き返しを図るため、来季はロドリゲス監督を招へいした。小泉は浦和で指導を受けた恩師が指揮する柏からオファーを受け、新天地で再スタートを切る。