シンガー・ソングライターの矢野顕子が、大みそかの第75回NHK紅白歌合戦(後7時20分)に初出演することが27日、同局から発表された。大トリを務めるMISIAの「紅白スペシャル2024」でコラボレーションする。
矢野は1976年にアルバム「JAPANESE GIRL」でソロデビュー。それ以来、YMOとの共演や様々なセッション、レコーディングに参加し、独創的な音楽性で日本の音楽シーンをけん引した。近年の活動はジャズピアニスト・上原ひろみ、三味線プレイヤー・上妻宏光ら多くのアーティストとコラボレーション。米ニューヨーク在住だが、定期的に帰国して行う恒例の公演「さとがえるコンサート」は今年で29回目を迎えた。
MISIAとは「希望のうた」(22年)を楽曲提供するなど、ライブ共演を通じて絆を深めてきた。矢野は「今回、MISIAと一緒に、こんな伝統あるステージに立てるのを光栄に思います。今から緊張していますが、私たちの音楽が皆さんの心にしっかりと届きますように頑張ります」とコメントした。