東京Vは27日、京都からFW木村勇大を完全移籍で獲得することが決まったと発表した。
期限付きで京都から加入した今季は、スピードとフィジカルの強さを生かして攻撃の中心を担い、チーム最多10得点をマークし、6位と躍進したチームに大きく貢献した。
完全移籍での加入が決まり、クラブを通して「この決断をするにあたって、ありがたいことに多くの選択肢をいただきたくさん悩みました。しかし、ヴェルディに来たことによって自分が見失いかけていたものを取り戻し、サッカー人生において最も大きな1年を過ごせたと思います。『ヴェルディに恩を返し、ヴェルディから自分の目標への道を歩んでいく』 そのために来季もファン・サポーターの皆さんと1年間戦い抜きたいと思います。改めて来季もよろしくお願いします」とコメントした。
また同日に湘南からGK馬渡洋樹(30)を完全移籍で獲得したことも発表した。これでこの日までに今季のチームの主力を担ってきた大半の残留が決定。期限付きで加入していたDF林、FW木村、染野、山見を完全移籍で獲得することにも成功し、G大阪から完全移籍で加入するMF福田、磐田から完全移籍で加入するMF平川ら新戦力を加えた陣容でJ1復帰2年目を戦う。