第103回全国高校サッカー選手権大会が28日、開幕する。同日は開幕戦1試合のみが行われ、帝京(東京B)と京都橘(京都)が国立競技場で対戦する。
戦後最多6度の優勝を誇る帝京は15大会ぶりの出場。98年度大会の準決勝・前橋育英戦以来、26大会ぶりの国立での勝利へ、砂押大翔主将(3年)は「古豪というレッテルを貼られている。15年分の悔しさを力に変える」と意気込む。大会通算勝利数(65)は国見(長崎)の68に次ぐ歴代2位。勝ち上がれば、3回戦突破時点で最多に並ぶ。
サウサンプトン(イングランド)加入内定FW高岡伶颯(れんと、3年)を擁する日章学園(宮崎)は、29日の1回戦で西目(秋田)と激突。2連覇を狙う青森山田(青森)や前回大会4強の堀越(東京A)は31日の2回戦から登場する。大会は首都圏9会場で行われ、全47試合。決勝は1月13日。