吉本新喜劇の岡田直子が、新喜劇65周年を記念した公演「とある神様に異世界転送させられた新喜劇座員が、オタク知識(スキル)を振りかざし無双するみたいです。」(来年1月25、26日、東京・草月ホール)を行う。このほど取材に応じた岡田は「新喜劇、漫画、アニメ好きにも絶対にハマってもらえる」とアピールした。
新喜劇と人気声優を多く抱える芸能事務所「アクロスエンタテインメント」が新喜劇65周年の節目をきっかけにコラボする。新喜劇の座員が異世界に転送される物語で、声優陣は異世界の住人役を演じる。アニメや漫画、声優に精通する岡田は、今回の公演の中心となって陣頭指揮を取っている。
声優と新喜劇という異色コラボに、岡田は「『何かあったら会社の責任!』と完全に私の趣味に振り切った作品になっている。『転生もの』ではなく『転送もの』というところにもこだわった」と明かした。声優にも新喜劇流のギャグを仕込んでいるようで「醍醐(だいご)味だと思って参加してもらう」と明かした。
アニメや漫画、声優オタクを公言していた中、吉本新喜劇の間寛平GMの奥さんから、今公演の陣頭指揮の白羽の矢が立ったという。岡田は「正直、2年前からこの話はあったけど、まさか生きていたとは思ってなかった。台本や公演のタイトルに携わったのは本当に初めて。65周年という節目で、しかも東京での公演。プレッシャーもあるけど、絶対に面白い作品になる」と公演を心待ちにした。