京都11R・ベテルギウスステークス(L)・馬トク激走馬=デリカダ
今回と同じ京都のダート1800メートルで行われた大阪スポーツ杯(3歳上オープン)を制したパイロ産駒。中団を追走し、直線入り口では前が詰まりかけたが、スペースを見逃さず外に切り替え、逃げ馬をかわし、追い込んだミスティックロア(2着)を首差振り切る味なレースを見せた。三浦騎手は「(馬群を)割ってくれました。いい内容だったと思います」と勝負根性を評価した。
前走のみやこS(7着)は中2週で、ややテンションが高かったが、この中間は外厩・社台ファーム鈴鹿に放牧、レース間隔を取ってきた。11月21日に帰厩し、坂路とウッドで時計6本。迫力満点の走りで、仕上がりは良好だ。ミトノオー、ダンテバローズに、大外枠のサンデーファンデーが絡めば、ペースは流れそう。脚長で推進力ある体型を生かした差し込みに期待する。