◆ラグビー ▽リーグワン第2節(28日、熊谷ラグビー場) 埼玉 26―24 東京ベイ
3季ぶりの優勝を目指す埼玉(旧パナソニック)は、一昨季の王者・東京ベイ(旧クボタ)に26―24で勝利。開幕から2連勝とした。
埼玉は前半11分、SO山沢京平のPGで先制。6―3の同30分は、敵陣での8次攻撃からSO山沢が切り込み、サポートに走ったCTBライリーにパス。そのまま飛び込みトライで13―3とした。39分には、相手インゴール手前でSH小山大輝が出したパスを、東京ベイのフランカー、ポールが妨害。認定トライで7点が追加され、20―3で折り返した。
後半は10分、東京ベイが埼玉のインゴール手前のリスタートから、ロックのブルブリングがねじ込んでトライ。キックも決まり10点差に迫る。フッカーのマークスらを投入した東京ベイはFW勝負で優位に立つ。10―23の同23分にNO8マキシ、31分にはWTBヴァイレアのトライで24―23とついに逆転。だが34分に、途中出場のFWモアラが、危険なプレーにより痛恨のイエローカードで10分間の一時退場。埼玉はこの反則で得た約40メートルのPGをSO山沢が決め、26―24と再逆転に成功した。
終了間際には、東京ベイが15次攻撃を仕掛けるが、最後は反則を奪われ埼玉の粘り勝ち。開幕戦2連勝、東京ベイは1勝1敗となった。