プロ野球の巨人・吉川尚輝選手との結婚を発表した足立佳奈は、メジャーデビュー8年目のシンガー・ソングライター。祖父の影響で、物心ついた時から熱烈なG党だった。
学生時代はスポーツ少女。兄が白球を追う姿を見て、自身も小学3年から6年まで男の子たちにまじって野球をプレーした(中学時代はソフトボール部)。ちなみに、当時の憧れは高橋由伸選手だった。
吉川選手とは同じ岐阜県出身で、しかも、隣町同士(足立は海津市、吉川選手は岐阜羽島市)。2022年7月には巨人主催試合を盛り上げる「GIANTS SUMMER GIRL 2022」に就任した。その際の本紙インタビューでは一番応援している選手に吉川選手を挙げ、「小学校の最後はファーストだったけど、(当時)セカンドをやりたくて頑張っていたので憧れの気持ちが強いです」と告白。吉川選手の出身小学校には合唱団の練習で通っていたこともあり、瞳をキラキラさせて「勝手に親近感とご縁を感じています」と語っていた。
吉川選手は全143試合に出場。打率2割8分7厘、5本塁打とキャリアハイの成績を収めたが、献身的な足立による内助の功があったからかもしれない。
◆足立 佳奈(あだち・かな)1999年10月14日、岐阜・海津市出身。25歳。2014年「LINE×ソニーミュージック」オーディションで12万5094人からグランプリ。17年シングル「笑顔の作り方~キムチ~/ココロハレテ」でCDデビュー。18年インターハイアンバサダー就任、公式応援ソング担当。22年デビュー5周年記念し、4月から連続配信。今年12月、岐阜・海津市の第1号観光大使「かいづシティアンバサダー」に任命された。