東京Ｖは２８日、磐田のパリ五輪日本代表ＤＦ鈴木海音を完全移籍で獲得すると発表した。
高い守備力と足元の技術にもたけたセンターバックで、今季は２４試合に出場し、１得点。また今夏のパリ五輪では１次リーグ第３戦のイスラエル戦にフル出場し、１―０での勝利に貢献した。下部組織から磐田でプレーしてきたが、新天地での挑戦が決まり、クラブを通して「海外、Ａ代表（日本代表）で活躍するという目標を達成するために来ました。東京ヴェルディの勝利のために全力で努力し、戦い、大きく成長します。どうぞよろしくお願いします」とコメントした。
東京Ｖは１６年ぶりのＪ１で６位と躍進した主力の大半が残留し、期限付き移籍中だったＦＷ木村勇大、山見大登、染野唯月、ＤＦ林尚輝を完全移籍で獲得。さらに新戦力として湘南からＧＫ馬渡洋樹、磐田からＤＦ鈴木、ＭＦ平川怜、Ｇ大阪から福田湧矢の完全移籍での獲得にも成功し、今オフ８人を完全移籍で獲得する積極補強に成功した。