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B2富山が100点ゲームで快勝…故障から復帰のPG喜志永修斗が15得点、8アシスト

スポーツ報知 2024年12月28日 20時38分

◇プロバスケットボールりそなB2リーグ・第15節 富山106-79青森(28日、富山市総合体育館)

 東地区2位の富山グラウジーズは、106-79で同6位の青森ワッツに勝利し、2連勝を飾った。今年最後のゲームを100点ゲームで飾り、3917人が訪れたホーム会場を沸かせた。今季ホーム戦13試合で、1試合平均3474人に到達。試合後、ダビー・ゴメスHCは「(試合内容は)あまり納得できないが、青森は最後まで戦っている姿が素晴らしい。真似できることは吸収して欲しい」と厳しい言葉で振り返った。

 外国籍選手1人の青森に対し、富山はプレータイムの少なかった選手を積極的に起用。27日には2か月ぶりに故障から復帰したPG喜志永修斗(24)が、この日は22分40秒の出場を果たし、15得点、8アシスト、5リバウンドをマーク。安定感のあるハンドリングから好パスを繰り出し、後半は3点シュート5本を決めて、チームを勢いづけた。喜志永は「コートに帰ってきて、皆さんの前でプレーできるのが嬉しいです。チームはまだ発展途上なので、みんなとB1に向かっていきたい」と意気込んだ。

 SG/SF米山ジャバ偉生(22)も攻守で気迫のプレーを見せ、今季最長となる20分21秒の出場。3本の3点シュートを含むキャリアハイの15得点、3リバウンドと奮闘した。青森は外国籍選手のPFマックス・ヒサタケ(26)が第3クォーター(Q)序盤に5ファウルで退場。その後は富山が攻守において高さで圧倒して得点を重ねた。SG/SF米山は「3ポイントシュートは結構、外したイメージがあったので、キャリアハイだとは思わなかった。次は20得点を入れたい」と明るい表情を見せた。

 富山は3人の外国籍選手と、帰化選手のSF/PFトーマス・ケネディ(37)が好調だけに、PG喜志永の復帰は後半戦に向けて好材料だ。1月4、5日には福井ブローウィンズと対戦。「一つ一つの試合を大事にして勝っていきたい。いいスタートが出来るように、いい準備をします」とゴメスHC。この勢いに乗って新年初勝利を狙う。(中田 康博)

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