レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が28日、都内で野球教室を開催した。日本航空の主催で、抽選に当選した親子60組120人が参加した。
吉田は今季を通じて右肩に違和感があり、全日程終了後の10月3日に右肩関節唇の手術を受けた。教室ではスイングのデモンストレーションなどなかったものの、笑顔で参加者と交流。スイングのこつや心構えを伝授した。
イベント後に取材に応じた吉田は、日米で移籍先が注目される佐々木朗希投手(23)について「彼が一番いい選択ができることを祈ってます」とコメントした。23年WBCを共に制したチームメート。「本当に期待を背負って、注目されてる選手。そういう意味でも彼自身が一番いろんなことを分かっていると思う。行ってみて、いろいろ気づくこともありますし、たくさんいろんなことが起こると思う。そんな中でもアジャスト(適応)すれば、持っているものは間違いない投手ですから。本当にね、世界一になれるピッチャーじゃないですか。スピードもそうですし。けがなく順調に、キャリアを進んでいけば、間違いなくトップの選手だと思う。本当に良い、その時の選択ができればいいなと思ってます」とエールを送った。