俳優の大泉洋(51)が29日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」(午後7時半)に出演した。
北海道札幌市南区で育った大泉。父・恒彦さんと母・正子さんが出演し、「もともとは東北出身で武家の出のようです」と言う恒彦さんの言葉から最も古い戸籍のあった宮城県白石市に。
古地図を調べると、白石城のあった一角に高祖父(祖父母の祖父)の大泉善八(安定)の名前が。善八は主君を守る武士だったが、戊辰戦争に敗れ、他の武士たちと北海道に移住したことが分かった。さらに勝海舟や福沢諭吉らを乗せ、太平洋を横断した咸臨丸の乗船名簿にも大泉善八の名前があった。
北海道移住後、現在の札幌市白石区の元となった白石村を開村。明治時代には巡査となり、根室にも赴任。晩年には白石村で村会議員を務めていたことも分かった。
この調査結果に大泉は「いや~、びっくりしました。自分の家がもともと武家とは思ってなかったです。勝手に町人とか商人だと思ってました」とびっくり。
「咸臨丸にも乗ってたんですね、ウチの先祖が。僕の生き方は変わりました。この善八さんに恥ずかしい生き方はできないなって」と続けていた。