ＴＢＳ系バラエティー番組「まさかの一丁目一番地」が「レコ大＆ミリオン曲の元祖を大調査」をテーマに３０日に放送され、１９９０年にダブルミリオンを達成し、世代を超える応援歌として今も歌い継がれる、２０２３年１１月に死去したＫＡＮさんの「愛は勝つ」が特集された。
番組には２５年連れ添った妻・桜子さんやデビュー当時からの友人で俳優の金山一彦らがＶＴＲで出演。「愛は勝つ」誕生秘話を語った。
ＫＡＮさんは１９８７年に「テレビの中に」でメジャーデビューも鳴かず飛ばず。そのころ「週に３回、必ず居酒屋に行って『なかなか難しいね』『でも頑張ってやろうね』と２人で話していた」と金山は明かした。
人生最大の転機が訪れたのはデビューから４年後。「愛は勝つ」が大ヒットした。これに金山は「『うちのバンドのメンバーが女の子に振られちゃった。で、励ましたいんだ』と」と曲を作ったきっかけを語った。
妻・桜子さんも「一緒に飲みに行って、元気だしてもらおうと（ＫＡＮさんが）お尻出したりして…。そういう中学生みたいなことをする人『元気出してください。僕、曲かきますから』って言ってかいた曲が『愛は勝つ』」と証言した。