タレントの黒柳徹子(91)が5日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜・午後10時)に出演した。
テレビ放送開始の1953年にデビューし、芸歴72年を数える黒柳。
この日の番組には黒柳の「リア友」として、歌手の松任谷由実がコメント出演。「徹子さんとは何度かお食事させていただいているけど、会話は続いているのに、いつの間にかお皿の物がなくなっているという不思議なことが起こります。すごく健啖家(けんたんか)な方で、それがエネルギーの秘密かな?」と話した。
その上で「自分も好奇心がすごく強いと思ってるんですけど、徹子さんはそれ以上にすごくて。たくさんの人に会って、さらに興味を持たれて、エネルギーの秘訣になってるのかな。見習いたいなと思ってます」と続けた松任谷。
この言葉を受け、黒柳は「感覚が合うってことが大事ですね。お話しているうちに段々、話が合ってきて」と話すと「旦那様(松任谷正隆氏)にお会いしたり、そんな感じですかね」と続けた。
仲良くなったきっかけについては「私が『ザ・ベストテン』(の司会)をやってる時に松任谷さんが(ランクインして)お名前が出てるのに『出ない』とおっしゃって。何回か出演しなかったんです。ところがある時、お出になったの。『今まで出ないって言っていたのに、今日は出て下さったのね』って言ったら、『主人がそろそろ出てもいいんじゃないって言ったんで』って、おっしゃったんで、私がね。『ご主人が行けって言ったら、いらっしゃるの?』って言ったのね」と回顧。
「その時、松任谷さん、びっくりしちゃったんですって。私が女の党首みたいな人と思ったのか。でも、そのうちに松任谷さんの番組に私が出させていただいて、いろんな話をしているうちに段々、話が合ってきて」と続けた。
松任谷の楽曲で一番好きな作品を聞かれると「『春よ、来い』がいいと思います。私は何でも好き、松任谷さんの曲。ちょっと女の子らしい感じがするじゃない?」と答えていた。