日本ハムのドラフト5位・山県秀内野手=早大=が6日、入寮に際し楽譜を郵送したことを明かした。
アクロバチックな守備で、漫画「ドカベン」の名手・殿馬に例えられる山県。原作ではピアニストとしても名高いが、山県の特技も大学2年まで続けていたというピアノ。音楽関連の持ち込みを聞かれ「ファイターズ関連の、ファイターズ讃歌であったりとかきつねダンスの楽譜をいただいたりしたので、そういうのを郵送で、送ってあります」と明かした。
もちろん、ピアノは持ち込めないが「楽譜を見てある程度想像はできたりする。あとスマホとかタブレットとかでも少しピアノのアプリがあるので、片手だけでもできなくはないかなって感じです。披露ですか? 機会がありましたらぜひ」と笑った。
実際に持参したのは、大学2年になるころに早大・小宮山監督からプレゼントされたという練習用グラブ。小宮山監督が、早大OBで元巨人の広岡達朗氏からもらったもので、当時控えだった3選手に渡された。「これからレギュラーを取ってほしいと期待されてるのかなといううれしさと、これからもっと頑張らなきゃいけないなという気持ちになりました。起きたときにすぐ見える位置に置いて、1日の始まりを、これを見て、また一から頑張ろうっていう気持ちでやっていけたらいいかなと思います」と話していた。