巨人の郡拓也捕手（２６）が６日、“元日本ハム組”での飛躍を誓った。２５年の球場開きとなったＧ球場で野手一番乗りでマシン打撃。日本ハムからトレードで移籍してきた昨季は５試合の出場にとどまっており、今季にかける思いは強い。初打ちを終えると「いい感覚で打てました。試合に出るためにはまず打つことが大事になると思うので重点的にやりたい」と声を大にした。
仲間の加入を発奮材料にする。昨年１２月に現役ドラフトで日本ハムから田中瑛斗投手（２５）が入団。古巣では１学年下の右腕とバッテリーを組んだこともあり、プライベートでも交流がある。「めちゃくちゃ仲いいです」。加入直後にも連絡をもらったそうで「同じチームで頑張ろうという話はした。チャンスがないわけではないので頑張りたい」。共闘を思い描きながら、自らを鼓舞した。（宮内 孝太）