プロ野球の榊原定征コミッショナー(81)は6日、日本野球機構(NPB)の仕事始めで、将来的な海外開催プランを披露した。
メジャーリーグがワールドツアーで、日本を含めイギリス(ロンドン)などで試合を行ってきた事例を踏まえ「巨人―阪神戦をソウルでやるとか、ロンドンでやるとか、そんなことができたらいい」と“伝統の一戦”の国外進出を思い描いた。議論が続いているタイブレーク制、セ・リーグのDH導入については継続して議論するとした。また昨季、セ3位のDeNAがパ1位のソフトバンクを破ったことに触れ、日本シリーズ優勝チームに「シリーズチャンピオン」など、新たな呼称をつける可能性も示唆した。