DeNAからソフトバンクに三森との交換トレードで加入した浜口遥大投手(29)が7日、みずほペイペイで入団会見に臨み、バタバタの2か月間を振り返った。日本シリーズ終了2日後の昨年11月5日、ウィンターリーグ参戦のためメキシコへ出発。グアサベに所属したが、同月下旬にナボホアへの移籍を経験した。そして同12月23日にトレード通告。「試合開始1時間前だったので、その後に試合をやりました。(気もそぞろ?)いや、意外とスムーズに」と、今オフ2度目の移籍を受け入れた。
奇遇にも、同様にグアサベに派遣された同じDeNAドラフト1位投手の上茶谷も、現役ドラフトでソフトバンク入り。「あいつは僕の(スペイン語)通訳」と、中南米出身選手が多いソフトバンクでも心強い相棒になりそうだ。「必要とされるところで、必要とされる仕事を全うできる準備をしたい」と、先発も救援もOKとアピール。佐賀出身の“地元左腕”が新天地で2連覇に導く。(田中 昌宏)