ヤクルトの新人合同自主トレが8日、埼玉・戸田球場で初日を迎えた。ドラフト1位の最速160キロ右腕・中村優斗投手(21)=愛知工大=は約30メートルの距離で行ったキャッチボールでは「3、4割」程度の力感ながらキレのある球を投げ込んだ。「まだ10割では投げられていないですけど、ここから徐々に肩をつくって、しっかりキャンプインできる時に自分の肩ができあがっていたらいいかなと思っています。1月半ばぐらいから立ち投げをして、そこから(捕手を)座らせて、7割、最低でも7割の力で投げていければいいかなと思います」と今後のプランを披露し、2月1日を見据えた。
視察した高津監督は「ここまでの準備はできているのかなという感じはしました。まあ初日なので、張り切る部分はあるでしょうし、徐々に100(パーセント)に近づいてくれれば、それでいいと思います」と目を細めていた。