Infoseek 楽天

「やったらできた」広島ドラ2は大谷級 幼少期からの取り組みが「武器」 スカウト陣は直球絶賛

スポーツ報知 2025年1月9日 6時35分

 広島のドラフト2位・佐藤柳之介投手(22)=富士大=が8日、大野練習場で始まった新人合同自主トレでドジャース・大谷級の驚異の柔軟性を披露した。両手の甲を脇腹に当てたまま両肘を胸の前まで曲げ、肩甲骨の可動域の広さを表現。「柔らかさは武器になると思う」と、1年目からの活躍を誓った。

 小学生の頃、当時日本ハムに入団した大谷の柔軟性が話題になった。「お母さんに『これやって』と言われて、やったらできた」。幼少期から水泳や両親と行うストレッチが日課。富士大1年時の左肩故障をきっかけに、さらに柔軟に取り組むようになったという。

 スカウト陣が「最速148キロの球速以上に感じる」と評価する直球は、柔軟性があるからこそ。北東北大学リーグでは通算11勝1敗、防御率1・45という実績を誇り、床田から背番号28を継承した即戦力左腕。「まずはプロとしての体作りを」と、キャンプインまで着実にステップを踏んでいく。(畑中 祐司)

この記事の関連ニュース