Infoseek 楽天

J1神戸、残留決断の元日本代表FW武藤嘉紀がMVP連覇へ「2年連続でMVPを取った人はいない。狙いたい」

スポーツ報知 2025年1月8日 19時25分

 J1連覇の神戸は8日、兵庫・神戸市内の練習場で今季初練習を行った。昨季MVPを受賞した元日本代表FW武藤嘉紀は、「今まで2年連続でMVPを取った人はいない。そこは狙っていきたい」と意気込んだ。

 昨季は37試合に出場し、13得点をマーク。クラブ史上初の連覇に導き、自身初のMVPを受賞した。オフには名古屋から多額のオファーが届いたが、三木谷浩史会長から直々に思いを伝えられ、残留を決断した。武藤は「三木谷さん自身も熱い気持ちを伝えてくださいましたし、ここでやっていきたいなと。正直、金額も重要ではありますけど、それよりも重要なものが自分のなかにあるので、この決断をした」と説明した。

 2月11日からACLEの試合が再開し、2月14日にはJリーグも開幕する。MVP男は「最初きた時に、神戸にタイトルをもたらす、アジアのチャンピオンになると目標を持ってきたので、まだ成し遂げていないものがある。自分たちが目指しているのは、アジアチャンピオンと3連覇」と誓った。

 主将を務めたMF山口蛍がJ2長崎へ、DF菊池流帆はJ1町田へ移籍。今季も指揮を執る吉田孝行監督は「戦力的に考えたえら、相当痛い。今いる選手たちを監督としてはしっかりと見ていきたい。去年までやっていたベースに戻さないといけない。(ミーティングで)みんなが戦力にならなきゃいけないと話した」と、3連覇に向け、チームの士気を高めた。

この記事の関連ニュース