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【大学野球】明大・戸塚俊美監督「一生懸命、まじめに取り組んでいる子にはチャンスを」…島岡御大「人間力野球」継承を誓う

スポーツ報知 2025年1月8日 21時17分

 東京六大学野球リーグの明大が8日、東京・府中市内の内海・島岡ボールパークで始動した。今春から指揮を執る明大の戸塚俊美監督(60)は、恩師である名将・島岡吉郎さん(故人)が掲げた「人間力野球」の継承を誓った。

 「バッテリー中心の守りの野球を確立したい。球際の強さ、粘りのあるチームを目指してやっていきたい」と闘志を燃やした戸塚監督。理想の指揮官には明大時代、指導を受けた島岡さんの名を挙げ「一生懸命、まじめに取り組んでいる子にはチャンスをくれた。そういうチーム、そういう監督でありたい」と語った。

 2017年センバツ決勝の大阪桐蔭・履正社戦で球審を務めるなど、甲子園では15年、東京六大学では19年にわたって、アマ球界の熱戦をジャッジしてきた。初采配に臨む今年は、東京六大学野球連盟が創設100年を迎えるメモリアルイヤー。「長い歴史の中で、100年の年に明治の監督をやらせていただけるのは、感謝しかありません」と話す。4季ぶりの天皇杯奪回へ、チーム一丸で臨む。(加藤 弘士)

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