4人組エアバンド「ゴールデンボンバー」が8日、横浜市のぴあアリーナMMで20周年ライブを行った。
結成20周年の集大成のステージとなるアリーナ2デイズコンサート。7日は過去の人気演出を再構成した「旧作―kyusaku―」、8日は新演出を中心にした「新作―shinsaku―」と、2日間異なるコンセプトのセットリストを披露した。
ボーカル・鬼龍院翔が「20年やってきまして、『旧作』は過去のくだらない演出ばかりでしたが、『新作』は新演出ばかりでやらせていただきます。これからはスタイリッシュなゴールデンボンバーでよろしく!」と宣言。樽美酒研二(44)も、お決まりのあいさつ「おち〇ち〇」をスタイリッシュなトーンでささやいた。
喜矢武豊は2024年を振り返り「大谷翔平の『50―50』にはやられた。ライバルとしては先を越された。2025年は負けていられない。僕なりの『50』をみなさんに披露したい」と、パンツ早ばき「50―パンティー」に生挑戦し見事に達成。スタイリッシュとはかけ離れた演出で沸かせた。
ステージでは最新曲「イイね」などに加え、おなじみの演劇コーナーも披露。幕間には「L’Arc~en~Ciel」のHYDEらゆかりの著名人からの20周年祝福VTRが寄せられた。「ガガガガガガガ」では、喜矢武がギャル曽根Tシャツを着用し、肉まんの大食いフードファイトを披露したところ、まさかのギャル曽根本人が登場。ペロリと完食する姿に喜矢武は「当たり前ですけど、すごいですね…」と面食らった表情だった。
アンコールでは、鬼龍院が「進化を止めないゴールデンボンバーでございます。新しくメロディーが降ってきたので新曲を作って参りました」と「リフォビア」(9日配信スタート)を初披露。壮大に歌い上げたあとの「君といつまでも」では「後ろの人にも見えるように」と鬼龍院が水の中に頭を突っ込み、凸レンズ効果で頭を拡大させる演出で体を張った。
ダブルアンコールで鬼龍院は「20年たちましたが、なんとかこうやって動けている。まだ続くと思うのでよろしくお願いします」とあいさつ。フィナーレを飾った代表曲「女々しくて」では、鬼龍院、歌広場淳、喜屋武、樽美酒のメンバー全員で熱湯風呂にドボン。20周年を迎えても変わらぬ明るいパフォーマンスで会場中をひとつにさせていた。今年8月から12月にかけて全国ツアーの開催を発表し、景気いい新年の門出となった。
【ゴールデンボンバー全国ツアー日程】
▼千葉県
8月9日 市原市市民会館 大ホール(FC限定公演)
▼大阪府
8月13、14日 オリックス劇場
▼長野県
8月17日 ホクト文化ホール 大ホール(長野県県民文化会館)
▼愛知県
8月24、25日 Niterra 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
▼福岡県
8月29日 福岡サンパレス ホテル&ホール
▼熊本県
8月31日 熊本城ホールメインホール
▼岩手県
9月5日 盛岡市民文化ホール 大ホール
▼宮城県
9月7日 仙台サンプラザホール
▼広島県
9月15日 広島上野学園ホール
▼愛媛県
9月17日 松山市民会館 大ホール
▼栃木県
9月21日 宇都宮市文化会館 大ホール
▼石川県
9月23日 本多の森 北電ホール
▼静岡県
10月5日 富士市文化会館ロゼシアター 大ホール
▼北海道
10月12、13日 カナモトホール(札幌市民ホール)
▼兵庫県
10月18、19日 神戸ワールド記念ホール
▼東京都
12月6、7日 有明アリーナ