DeNAのドラフト2位・篠木健太郎投手(22)=法大=が9日、母校の大先輩・江川卓氏クラスの快速球習得を目標に掲げた。
江川氏と同じ背番号30でプロのスタートを切った右腕。法大では東京六大学史上2位の通算47勝、巨人で通算135勝の「昭和の怪物」は、映像でしか見たことがないが「偉大な先輩。少しでも近づきたい」とあこがれを抱いている。
そのレジェンドの代名詞が「浮き上がる」とまでいわれた伸びのある直球。自身も最速157キロを誇るが、数字以上に「空振り、ファウルが取れる強いボールを投げたい」と、球質にもこだわって直球を磨いていく。
横須賀での新人合同自主トレ2日目は、7割程度の出力でキャッチボールをこなした。キャンプへ向け、「全体的に出力をあげていきながら、自分の中でしっかりコントロールできるようにやっていきたい」と抱負を語った。