ヤクルト・青木宣親GM特別補佐(43)が9日、埼玉・戸田球場の新人合同自主トレを視察し、42歳まで現役を続けた経験をもとに「心・技・体」における金言3か条をおくった。
〈1〉心 年間100試合超を戦う上で「結果も出てくると今まで以上にプレッシャーを感じたり、気持ちできつくなったりすることもある」と、精神面の成長を求めた。
〈2〉技 日米通算2730安打のバットマンもドラフト4位。指名順位は不問とした上で「1年でも長く生きていく術(すべ)を見つけてほしい」と、長所を伸ばす必要性を説いた。
〈3〉体 「けがをしてしまうとゼロからのスタートになればいいけど、マイナスになる可能性もある」と、故障に強い肉体を築くことを最優先に求めた。若きツバメたちは受け取った“長寿の秘けつ”をどう生かすか。(長井 毅)