日本ラグビー協会は9日、6日付の加盟協会への用語変更に関する通達を更新。当初4月1日から適用されるとしていた新用語を、今後順次適用、周知していくとした。昨年11月に統括団体ワールドラグビー(WR)の理事会で承認されており、日本協会の岩渕健輔専務理事は8日の理事会後「共通の同じ用語を使うことが大切」と説明していた。変わる用語は8つ。日本が史上初めて8強に進んだ2019年W杯日本大会で、NO8姫野和樹(トヨタ)の代名詞的なプレーとなった「ジャッカル」(密集の接点で相手からボールを奪い返す)は「スティール」になる。
この日、取材に応じた日本代表BKの長田智希(埼玉)は慣れ親しんだ言葉だけに、「自分が口出しすることではないけど、やっぱり違和感はありますね」。リーグワン期間中の変更については「おそらく僕らには、影響はないと思う」と語った。(大谷 翔太)