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「ご褒美」オール阪神・巨人、コンビ結成50周年に映画で本格俳優デビュー…鈴木亮平&有村架純兄妹を見守る

スポーツ報知 2025年1月10日 6時0分

 お笑いコンビ「オール阪神・巨人」が、俳優・鈴木亮平(41)主演の映画「花まんま」(前田哲監督、4月25日公開)に出演し、本格俳優デビューすることが9日、分かった。

 2005年に直木賞を受賞した朱川湊人氏による同名短編集が原作。鈴木は死んだ父との「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に大阪の下町で暮らす主人公を演じ、妹役を女優・有村架純(31)が務める。オール阪神(67)が演じるのは、兄妹の幼なじみの父でお好み焼き店の大将。オール巨人(73)が演じるのは、主人公の職場の社長だ。2人は兄妹にとって親代わりのような存在で、重要な役となる。

 映画のゲストで出演などはあったが、2人とも本格的な映画での演技は今作が初。コンビ結成50周年の節目に新たな挑戦となった阪神は「ほんまに記念に残る、ご褒美のような体験でした。鈴木さん、有村さんと共演したんやぞと、自慢できる作品になりました!」。巨人も「ほんま俳優っていいなとずっと思ってて、節目の年にこういう経験をさせていただいて改めて良かったなと思います」と喜びのコメントを寄せた。

 作中では、コンビそろって同じシーンにも出演する。巨人は「阪神くんと僕の演技はもちろん気になりましたけど、それはご覧いただいてのお楽しみということで」と含みを持たせた。その上で「監督が僕らを使うと決めた時、それはもう覚悟で使ってもらわなね。うまいわけがない、お笑いやし(笑)僕がちゃんと表現できたかどうか分かりませんが(笑)」と振り返った。

 〇…前田監督は2人のキャスティングに関して「プロデューサーと脚本を開発している初期の段階から役柄のイメージとしてお二人がぴったりだと思っていました」と明かした。初の本格的な演技については「お二人の漫才師として培われた経験値、そして人生を積み重ねてこられた存在感がキャラクターに深みを与え、華やかに彩ってくださいました」と絶賛している。

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