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「改めて1年目と思っている」プロ20年目のC大阪・香川真司が若手とのスタメン争いに闘志

スポーツ報知 2025年1月10日 6時0分

 C大阪の元日本代表MF香川真司(35)が9日、若手とのスタメン争いに闘志を燃やした。本拠地・ヨドコウで始動し、ボール回しなど約1時間半トレーニング。「選手も入れ替わり、緊張感がある。新しい監督の下、チームは大きく変わらないといけない」と気を引き締めた。

 昨季はクラブ創設30周年の節目でリーグ10位に終わった。退任した小菊昭雄監督(49)に代わって指揮を執るオーストラリア出身で元横浜Mコーチのアーサー・パパス新監督(44)は「人を魅了する攻撃的なサッカーが一番理想。実現できたら、タイトルにつながる」と熱弁。練習でも細かく選手らに指示を出した。香川は「(監督は)攻守の切り替え、ボールをつなぐ技術面を要求していた。初日からはっきり(監督の求めるサッカーが)見えた」と手応えを語った。

 この日は、新体制発表も行われ、一からチームづくりがスタートする。プロ20年目のベテランは「改めて1年目と思っている。監督のやりたいサッカーについていけるようにやっていきたい」と“新人”らしくがむしゃらに突き進む覚悟だ。(森脇 瑠香)

 〇…C大阪の森島寛晃社長(52)が3月末に退任して4月から会長に就くことを明かした。現役時代はC大阪でプレー。08年の引退後はクラブのアンバサダー、強化担当などを務め、18年12月に社長に就任した。4月からはC大阪と一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブを統括する。トップチームとアカデミーの連携強化など「全体を見させていただくポジションになる」と説明。後任はヤンマーホールディングスでスポーツビジネス室室長を務める日置貴之氏が就任する。

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