【メルボルン１０日＝吉松忠弘】男子テニスで、元世界ランキング４位、現７４位の錦織圭（ユニクロ）が、１２日に開幕する今季４大大会初戦、全豪オープンに備え、会場で約１時間、最初の練習を行った。準優勝した先週の香港オープンでは、トーマス・ヨハンソン・コーチだけの帯同だったが、全豪は他の日本選手も出場するため日本協会のナショナルコーチが集合。国別対抗戦デビス杯の添田豪代表監督、高田充男子ヘッドコーチらが、錦織の練習にも参加し、最高の支援体制で、まずは１回戦突破を援助する。
この日は、２部練習の予定で、まず最初の練習では球出しからショットの確認が主だ。香港で威力を取り戻したサーブも、何度もチェック。過去、錦織のサーブの改善をサポートした高田コーチも確認をしていた。午後の練習では、同２７位のジョーダン・トンプソン（オーストラリア）と実戦形式の練習を行う予定だ。